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腸内細菌が作るビタミンB1

腸内細菌が作るビタミン

ビタミンB1
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6
ビタミンB7(ビオチン・ビタミンH)
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンB12
ビタミンK

まずはビタミンB1です。

ビタミンB1はチアミンとも呼ばれる水溶性のビタミンで、水に溶けやすく熱にも弱いため、長時間加熱する料理では消失してしまう栄養素です。

【ビタミンB1の働き】

ビタミンB1は、糖質の代謝に必要なビタミンで、人間が生命維持をする上で欠かすことのできない物質です。

お米、パン、めん類、いも、果物、砂糖、はちみつなどに多く含まれる糖質をエネルギーに変える栄養素で、疲労回復のビタミンとも呼ばれています。

また、神経ビタミンとも呼ばれていて、脳や手足の神経、筋肉などへエネルギーを供給して、神経・筋肉の機能を正常に保つ働きがあります。

【ビタミンB1が不足すると】

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるので、不足するとエネルギー生成がうまくできず、食欲低下、疲労感、倦怠感がおこり、手足のしびれ、むくみ、肩こり、筋肉痛、血圧異常などの症状がでたりします。

脳もエネルギー不足になるので、集中力低下、記憶力減退、精神不安、イライラが募るといった症状が現れ、ストレスを感じる要因となります。

肝臓や腎臓の機能も低下し、胃腸障害などの原因にもなります。

【ビタミンB1を含む食品】

ビタミンB1といえば、豚肉を思い浮かべるのではないでしょうか。

「ブタミンパワー!」なんて宣伝していますよね。

たしかに豚肉のビタミンB1の含有量は食品の中でもトップクラスです。

その他に、レバー、うなぎ、たらこ、玄米、胚芽米、グリーンピース、大豆、海苔など、肉類、魚介類、穀類、豆類、海藻類に多く含まれています。

腸内細菌もビタミンB1を作ってくれていますが、必要量すべてを生産できるわけではありませんので、意識してビタミンB1の多い食品を食べるように心がけましょう。

 

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