腸内細菌と便秘4

便秘による有害物質発生と免疫力低下が「便秘は万病の元」といわれる原因です。

便秘解消が健康への道なのですが、毎日スッキリ!がなかなか難しいのは、便秘の原因が単純ではないからです。

便秘の原因には4つのパターンがあるといわれています。

1.食事性の便秘

主にダイエットによる便秘です。

痩せようと思って食事量を減らすと、便(うんち)の材料が減ります。
食物繊維も不足し、食事から摂っていた水分も減るので、便が硬くなり排出されにくくなります。

2.弛緩(しかん)性の便秘

(弛緩=ゆるむ・たるむ)大腸の筋力が低下して、便を押し出す力が弱くなるために、便が排出されにくくなる。

運動不足や加齢が原因で、腹筋が弱い高齢者や女性に多く、日本人に最も多いタイプの便秘です。

3.直腸性の便秘

直腸とは、大腸の肛門に近い部分で、肛門から約20㎝の腸のことです。

この直腸に便が入ると、脳に便意(大便がしたいという感覚)が伝わるのですが、この便意を我慢し続けると、直腸に便がある状態に慣れてしまい、便意を伝える神経の働きが衰えて、便の排出が難しくなります。

また、下剤や浣腸の使い過ぎでも、薬の副作用によって、直腸の神経が鈍ってしまうことがあります。

4.痙攣(けいれん)性の便秘

精神的ストレスや疲労が原因で、自律神経のバランスが乱れ、大腸の収縮が過度に活発になり、けいれんしたような状態になります。

そのため、便が正常に押し出されずに、逆流して戻ってきたりすることにより、正常に排便されなくなる便秘です。

便秘だけでなく下痢も繰り返したりする特徴があります。

 

便秘の原因にはこのようなパターンがあるのですが、その他にも大腸がん・大腸ポリープ・腹膜炎・腸閉塞・腸捻転・潰瘍性大腸炎・子宮筋腫・卵巣のう腫などの病気が原因の便秘もあります。

ある日とつぜん便秘になり、なかなか改善しない場合は、病気が原因の可能性もあるので、すぐに病院で受診をしてください。

便秘の原因を見きわめて対策することが必要になりますが、便秘を放置することが、大変危険なことだということを知ってください。

 

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