腸内細菌の働きを覚えていますか?
善玉菌の主な働きとして、
★栄養分の腸からの消化吸収を助ける
★有害物質を分解して捨てる
★ビタミンを作り出している
★腸の状態を整える(整腸)
★大腸がんの予防
★免疫力の活性化
★血圧の抑制
★コレステロールの排出
★ホルモンを作る
★酵素(エンザイム)を作る
★腸内のpHを安定させる
★代謝を高める
★アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーを軽減する
現在わかっているだけでも、これほどの働きをしてくれています。
この中で今回から解説するのは、ビタミンを作る腸内細菌です。
腸内細菌が人間の腸内で、ビタミンを作りだしていることがわかってきました。
確認されているだけでも、
ビタミンB1
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6
ビタミンB7(ビオチン・ビタミンH)
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンB12
ビタミンK
これだけのビタミンを腸内細菌が作っています。
ビタミンとは、生きるためには絶対に必要であり、自分では生成・合成できない栄養素です。
ビタミンが不足した場合は、
免疫力の低下、
成長の低下、
消化不良、
疲労・倦怠感、
肌荒れ、
貧血、
便秘、
腫瘍になりやすいなどなど、さまざまな症状が出てきます。
なくてはならないビタミンを腸内細菌が作ってくれている。
腸内環境を良好にすることが、やっぱり大事なんですね。